18. メシマコブ菌糸体:1000mg~2000mg/日

昆布の一種かとも思われがちな名前を持つキノコのメシマコブは、長崎の西方の沖合に浮かぶ男女群島の「女島(めしま)」に群生していました。

この島に育つ野性の桑に寄生し、まるで〝木のコブ〝のように育つキノコであるところから、この和名(俗名)が付けられたとされていますが、 養蚕業の衰退とともに桑の木が減少したことなどもあり、現在は同地でも発見するのは難しいと言われています。 漢方では、古典である「本草網目」や「中薬大事典」、「中国薬用真菌」などの医学書や薬事辞典に記載され、「桑黄(そうおう)」と呼ばれて古い昔から薬として重宝されていました。

野生のメシマコブはなかなかみつけることができないので、日本人の研究者が、その菌糸体の人工培養を成功させ、いまでは簡単に入手できるようになりました。

その菌糸体にはβ-グルカンの含有量が、他のキノコ類と比べて、抜群に多く重量比で20%以上も含まれています。 このβ-グルカンは免疫系の賦活・調整作用に優れており、アレルギー系の病気にもたいへん効果があります。 アトピーは皮膚のバリアー障害のみならず、免疫系の不調が深くかかわっていますので、β-グルカンは非常に効果があるのです。

またメシマコブの菌糸体には数多くのポリフェノールが含まれており、アガリクスなどの菌糸体に比べて、総量は20倍も含んでいます。 12種類(ヒメマツタケ、マイタケ、マンネンタケ、ヤマブシタケ、シイタケ、ハタケシメジ、ホンシメジ、カンゾウタケ、ヌメリスギタケモドキ、エリンギ、ナメコ、メシマコブ) のキノコ菌糸体培養成分を用いて調査した結果、メシマコブが最も高い抗酸化活性を示します。

ここに書かれていることは、ドクター牧瀬が、延べ5万人以上の皮膚科領域の患者さんを、内科医の立場から診察した、つまり、多くの皮膚病は体の内部の問題が皮膚に現れたとみなして治療する根治方法です。
 しかし、ご自分の症状を正確に把握せず、ここに 書かれてあるサプリメントをとったり、勝手な治療法を行い、症状が悪化してもドクター牧瀬 はいっさい責任をとれません。

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