またMAS(0)は乾燥のために、多少痒みがある場合に使ってください。この場合もビオ・オーガニック・ウォーターなどを塗ったうえに、重ね塗りされたほうがずっと効果的です。PS系の軟膏でコントロールされていた患者さんは、PS(0)を使われても良いです。しかし、顔にはPS系の軟膏は使わないほうが無難です。*MAS(0)はMA(0)とは違いますので、注意してください。
顔はリカバリー・ビオ・ウォーターか、リカバリー・ビオ・ウォーター・プラスを塗った上にヘパリンフォームスプレーを塗りますが、それでも不十分な場合があります。そのため、リカバリー・ビオ・ウォーターやリカバリー・ビオ・ウォーター・プラスを持ち歩き、乾燥を感じた際には、頻繁に顔にスプレーしてください。ステロイドは入っていませんので、安心して何度でも使われてけっこうです。
以上、タマシャン、ビオ・オーガニック・ウォーター、リカバリー・ビオ・ウォーター、リカバリー・ビオ・ウォーター・プラス、シンビオテック・ウォーター、再発予防軟膏、MA(0)、MAS(0)、ヘパリンフォームスプレーと9種類ありますから、それらをうまく組み合わせて、あなたの肌に合った独自の保湿方法をつくりだしてください。 すべて、ステロイドは入っておらず、皮膚に栄養を与えるものばかりです。
朝はタマシャン、晩はビオ・オーガニック・ウォーターに再発予防軟膏。あるいは、朝はタマシャン、就寝前にリカバリー・ビオ・ウォーターにMA(0)など、実にさまざま方法があります。表にある組み合わせは、大まかな代表例です。しかし、人の肌は千差万別ですから、どれが最も効果があるかは、ご本人の試行錯誤で探すのが最も確実です。きっと良い組み合わせがみつかります。