これについてもよく質問されます。アトピー患者さんはウイルスに弱いので、アトピー患者さんこそ予防接種が必要なのですが、保健所で問診のときアトピーであるといえば、保健所は予防接種を拒否します。なぜなら、万に一つショックをおこすような例があるからです。
特にインフルエンザワクチンは発育鶏卵で培養・増殖したウイルスを処理してつくられますので、ひどい卵アレルギーが残っている間は、非常に注意してください。
ですから、どうしても受けさせたい場合は、いかなることがおきても、すぐに対処できるような施設が整っている総合病院で受けなさいということになります。しかも、正直に医者にアトピーであると告げて、仮にショックをおこしたような場合でも、それは裁判にしないと明確に文章にするべきです。

しかし、そこまでして予防接種を受けさせる必要があるのかどうか。日本脳炎など、よほどの地域でないかぎり、今は存在しません。また三種混合ワクチンなど、本当に効果があるのかどうか、欧米では非常に疑問視されてきています。
むしろ、極端な意見では、アルツハイマー病、ギランバレー症候群、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、それにクローン病、潰瘍性大腸炎といった難病は幼児のときに受けた予防接種が原因であると主張する学者がいるくらいです。
まだ日本では予防接種は頭から必要であると信じている人がほとんどですが、これからその必要性について、大いに議論されるべきです。
黄熱病やポリオが今だに残っている国に旅行する予定がないかぎり、あるいは悪性のインフルエンザが猛威をふるっていないかぎり、ぼくは受ける気はしません。これがぼくのスタンスです。あとはご自分で判断して下さい。

ここに書かれていることは、ドクター牧瀬が、延べ5万人以上の皮膚科領域の患者さんを、内科医の立場から診察した、つまり、多くの皮膚病は体の内部の問題が皮膚に現れたとみなして治療する根治方法です。
 しかし、ご自分の症状を正確に把握せず、ここに 書かれてあるサプリメントをとったり、勝手な治療法を行い、症状が悪化してもドクター牧瀬 はいっさい責任をとれません。

» インターネットによるアトピー診療の流れ(診療をご希望の方は必ずお読み下さい)
» アトピー性皮膚炎に関するご相談・お問い合わせ、軟膏・サプリメントの処方、ご注文はこちら

  著作権に関する表示:当ウェブサイト内のすべてのコンテンツ(記事/画像等)の無断転載及び無断転用(コンテンツを無断流用した改変の掲載も含む)は固くお断り致します。

Visits: 810