ドクター推薦!絶壁頭を防止して赤ちゃんの頭の形をキレイに整えるベビー用オーガニック枕
おつむまん丸まくら
当方のスタッフとしてネパール人が二人働いております。普段はみんな忙しく、私も含めて、頭の形をわざわざ見るようなことはありません。しかし、ある日の昼休み、みんなで昼食を食べているとき、インカ帝国の貴族の子供は生まれたときに特別な板で頭をはさみ「斜頭」にするのが習慣だったというような話題がでました。そこで、じゃあ、ネパールにはまさかそんな習慣はないだろうとネパール人のスタッフにきくと、驚くなかれ、「ネパール人の頭は、斜めではありません。みんなきれいに丸いのです。」という返事です(ちゃんと日本語での回答です。彼らは日本語検定の2級を持っています)。そこで、日本人スタッフは、「ほんと―?? 見せてちょうだい」ということで、見るどころか、彼らの頭をなでさしてもらいました。まさに、本当にきれいに丸いのです!! 頭蓋に変な凹凸が少しもないのです。いやー、驚きました。
遺伝子のせいでしょうか? しかし、「まんまる頭蓋の遺伝子」などきいたことがありません。その秘密は、ネパール伝統の赤ちゃん用の枕だったのです。
現物は写真のような優しいまくらで、ネパールの伝承的まくらです。日本風に名付けて、「おつむまん丸まくら」。
生後すぐの赤ちゃんの頭は絵のようにすき間があいています。おでこより少し上にあるへこみは大泉門とよばれ、これが最終的に閉じるのは、生後1年半~2年です。脳の容量の増大とともに、前頭骨、頭頂骨、側頭骨、後頭骨、蝶形骨などが成長するにつれて結合していき、成人の硬い頭蓋になっていきます。
しかし、これはヒトの赤ちゃんのことであって、ヒトに近い頭蓋をもつチンパンジーやオラウータンは、最初から閉じています。ほかの動物も頭蓋は硬く完成した形で生まれてくるのです。人類の赤ちゃんだけが、やわらかい未完成な頭蓋をもって生まれます。
なぜでしょうか? 出産の時に狭い産道を通りぬけなければいけないので、頭を柔軟に変形させるために、頭蓋骨どうしにすき間が必要なのです。それと、もう一つ重要な理由は、高等な知能を獲得するために、ヒトの脳は学習しながら大きくなっていくことです。
ヒトの赤ちゃんは特に言語を学ぶ必要があります。そのため、前頭葉と側頭葉が急激に大きくなります。すき間のない、硬い頭蓋の中に脳が入っていては、脳は増量できません。脳神経、つまりハードの部分を大きくすることによって知能を発達させます。そこがAI(人工知能)と基本的に違う点なのです。普通のAIはハードの部分が増えないのです。新生児の脳は300g~400gです。1年後には2倍、3年後には3倍と大きくなっていきます。
これは非常に優れた長所なのですが、欠点でもあります。それは、赤ちゃんがかたよった寝方をすると(向き癖)、それによって、頭もかたよって変形してしまうということです。
この弊害をなくすのに、ネパールの人々は、古代から「トリ」の種を枕に入れ、赤ちゃんを寝かしていました。「トリ」はカラシ(カラシナ)のネパール語です。つまり、マスタード・シード、辛子だねのことです。たねは直径1.2mm、重量1mg~2mgほどのきれいなこげ茶色の球形をしています。
首がすわっていないあいだ、自分で赤ちゃんは頭を動かせませんから、お母さんに寝せられたままの状態でいます。へたをすると、下になった頭蓋骨が圧迫されへこむことがあります。すると、連鎖的に頭蓋がゆがんできて、医学用語では「斜頭症」とよばれる状態がおこります(頭位性斜頭症)。
軽度のものは半分の赤ちゃんにおこり、さほど心配する必要はありません。しかし、ひどい場合は、斜頸、脊椎側彎症、顎関節症、歯列異常、認知・言語・適応行動の遅れなどをおこす可能性があります。ですから、最初から斜頭症が起こらないように工夫してあげなければいけません。体位を適時、変換してあげなければならないのですが、つい、忘れることがあります。赤ちゃんの向き癖そのものを治す方法ありませんから、そこは伝統的な知恵で対処すべきです。
ネパールのおつむまん丸まくらにはおよそ20万個のマスタード・シードが入っており、赤ちゃんがどんな寝方をしようと、圧力を分散させ、形の良い頭をつくってくれます。また、たとえきれいな頭蓋をもって生まれてきても、かたよった寝方をすると、すぐに変形してきます。したがって、特に生後すぐから、3~4ヵ月まではこの枕で寝かせてください。9ヵ月まではこの「おつむまん丸まくら」を使われると無難でしょう。
乳幼児突然死症候群Sudden Infant Death Syndrome(SIDS)は、赤ちゃんの呼吸が突然止まってしまう病態をいいます。原因は不明です。2014年にはSIDS(シッズ)で147人が死亡し、これは「先天奇形,変形及び染色体異常」、「周産期に特異的な呼吸障害等」に次いで、赤ちゃんの死亡原因の第3位となっているそうです。
その予防には仰向けに寝かせることが重要だとされています。しかし、うっかりと長時間そのままの姿勢で寝かし続けると、斜頭症をおこしやすくなります。是非、ネパールの母から娘へとえんえんと伝えられた、「おつむまん丸まくら」を使ってください。
そして、赤ちゃんが大きくなると、この枕は必要でなくなりますから、種を取り出し、鉢に植えてください。3日~4日で芽が出て、カイワレ大根のように成長します。2週間ほどで、サラダとしておいしく食べるとことができます(辛くはありません)。
ちなみに、ネパールではマスタード・シードは赤ちゃん用の枕に使うだけでなく、生後すぐから赤ちゃんの肌に塗られます。これは、赤ちゃんの肌を丈夫にしてくれるということです。また、成人してからも、髪の毛のつや出し、抜け毛予防のために頭髪・頭皮にも塗られます。もっと、研究されてもよい油です。
牧瀬ライフアップ研究所からの推薦文:この製品は、赤ちゃんの「絶壁頭(斜頭症)」を心配する親御様からのご要望により、頭部の形をきれいに整えるための枕として医師によって検証されました。また、オーガニック素材を使用されていますので繊細な赤ちゃんの体質にも安心してお使いいただける事から、ご出産祝いにも大変評判がよく、皆様にお喜び頂いております。
牧瀬 忠廣
makise tadashiro
牧瀬クリニック院長
牧瀬メディカルセンター代表
牧瀬ライフアップ研究所長
Dr.牧瀬のサプリメントクリニック
https://drmakisee.com/
世界80カ国を超える国々を回り、世界の代替医療を研究。アトピー性皮膚炎治療の分野では4万人以上の診療を実施し、ウェブサイト上に治療法やサプリメント情報を無料公開し、閲覧数2,500万ビューを突破。国内では大学とのコラボレーションで「月桃」の研究を進め、ベトナムとの共同研究開発も行っており、月桃治療における論文も海外医療ジャーナルに掲載。