昔は鍼灸師や整体師が、伝統的な治療として行っていましたが、法律で禁止されてしまいました。医師しか行ってはならないようになったのです。
しかし日本では、ほんの一部の医師以外は、はなから瀉血の効用を知りません。
現代の西洋医学一辺倒の医師たちは、副作用の多い薬品でしか治療しなくなったのです。
ですから、瀉血療法はあたかもエアポケットに落ち込んでしまった状態なのです。最近、やっと肝炎にのみ、行われるようになってきました。
しかし、それでも、まだ多くの医者は、肝炎が肝硬変に移行し、さらに肝臓癌へと悪化するのを防ぐ一つの治療として、瀉血がきわだった効果をもつことさえ知りません。