降圧剤を不必要に服用すると、精力が目立って弱くなったり、頭の回転が鈍くることがあります。疲労しやすくなることもあります。味覚障害もよくおこります。歯肉炎にもかかりやすくなります。種類によると、しつこい空咳がでたり、肺癌にかかるリスクも高まります。可能なかぎり降圧剤は少なくし、ビタミン・ミネラル・ハーブなどで対処したいものです。
血圧が高くても血管が破れなければ、いいわけで、逆にいえば、血圧が正常でも血管がもろければ危ないのです。そこで、血管を丈夫にするサプリメントと血圧を下げるサプリメントが必要となってきます。
特に脳出血や狭心症、心筋梗塞などが家系的にある人、また糖尿病家系の人、動脈瘤を持っている人も用心が大切です。マグネシウムなどのサプリメントは、副作用なしに、血圧を下げてくれます。
瀉血は高血圧にきわめて効果があります。アムロジンという降圧剤を服用しなければ、収縮期血圧が常に140~160mmHgあった65歳の女性は、指からの瀉血と数種類のビタミン・ミネラルで、降圧剤が不要になりました。
また、逆に、いつも80/50mmHgほどの低血圧に悩んでいる女性は、瀉血により、正常な血圧に戻りました。