一般的な手術はこの三つです。おわかりのように、最低10人に1人、運が悪ければ3人に1人が、術後、インポテンスになるのです。経尿道的前立腺切除術は、入院日数も短くてすむ標準的手術で、日本で最も盛んに行われています。しかし、術後、「尿もれ」つまり尿失禁をおこすことがしばしばあるのです。程度にもよりますが、最悪の場合は、生涯オシメが必要となります。
私はそういう手術は否定しません。しかし、そういう手術を受ける前に、まず瀉血療法を受けてください。そして、少しでも弊害の多い手術を避け、あるいは先に延ばし(5年~10年先送りすることが本当に可能なのです)、それでManhood-男らしさ-を可能なかぎり維持していただきたいのです。手術は最後の最後の手段として、とっておいて下さい。
前立腺肥大症と次のED(勃起障害)の瀉血は、普通の瀉血とは違っています。鍼灸に使う非常に細い針を、わずか0.1mmほどの深さに亀頭に数箇所に刺し、そこから「汚れた血」を絞りだすのです。
針は一瞬の内に抜かれますので、痛さはほとんど感じません。軽く何かにひっかかれたかなというほどです。陰茎海綿体にたまっていたドロドロとした汚い血を排泄するこれ以上、効果的な方法はありえません。
簡明直截にして極めて単純明快なのです。極細の針ですから傷は残らず、4~5時間後にはセックスをしても問題はありません。前立腺摘出手術からおこる尿失禁やインポテンスなどの後遺症は、この瀉血方法では絶対にありえません。非常に安全なのです。
そして、ノコギリヤシ・エキスや亜鉛のサプリメントなどを足せば、排尿や勃起力に何の支障もきたさず、前立腺肥大からくる、頻尿、夜間尿、尿意切迫感、尿意亢進、残尿感、排尿困難など、さまざまな不快な症状が取り除かれす。
韓医学専門病院は韓国には数多くありますが、亀頭からの特殊な瀉血療法を行う病院は多くありません。