日本は世界で最も速いスピードで高齢化社会に突き進んでいます。
そのため、アンチ・エイジング(抗老化)が最近、声高に喧伝されています。
そして、ヒト成長ホルモンやDHEA、プレグネノロンといったホルモンを使って、若返り治療を行うクリニックが増えてきました。そして、そういうクリニックでは、どこもかしこも、お決まりのようにEDTA(エチレンジアミン四酢酸)を使ったキレート療法を勧めています。
つまり、老化防止には解毒の重要性を認識しているのです。
しかし、EDTAを使う解毒は、非常に良いものですが、かなり慎重に行わなければ腎臓に負担がかかります。アメリカではやっていますが、このキレーション療法を行うには、それなりの研修を受ける必要があるのです。
ところが、日本のアンチ・エイジングのクリニックでは、しっかりとした研修も受けていないドクターたちが行っていることが多いのです。無思慮にEDTAを使ったキレーション療法を行うと、心・血管系の病気を突然に誘発することすらあるのです。しかし、瀉血や「黄土」のサウナによる解毒療法は、今まで述べてきましたように、非常に安全です。