非常に感覚的な表現をすれば、体の中にあった毒素が、もがき苦しみながら皮膚の外に出てきている状態がアトピー性皮膚炎とでもいえるでしょう。
つまり、人体の排毒機能の断末魔的叫びなのです。
したがって、解毒に最大の効果がある瀉血はきわめて有効なのです。
また、皮膚は成人で1.6平方メートル、重さ3キロ、皮下組織を入れると9キロあまりの人体の最大の器官です。人体を外界から保護する役目とともに、体内に蓄積された有害物質を汗と共に外に排泄するという大切な役割を果たしています。それは、腎臓の働きにも酷似しているのです。慶州やプサンにある「黄土」でできたサウナからの解毒は、皮脂腺から多くの発汗を促し、環境ホルモンや重金属などの有害物質を体外に老廃物として排出させ、アトピー性皮膚炎の改善を助けてくれます。
また脱ステロイドを試みて、いわゆるリバウンドに苦しんでいる人にも効き目があります。
フラックスシード・オイル、プロテオグリカン、ビオチンなどをとりながら(完治を目指す、重要なサプリメントのまとめ1/4)、瀉血、「黄土」のサウナ、を組み合わせて、デルモベートなどのステロイド軟膏でしか症状を抑えることができなった重症アトピー性皮膚炎の患者さんが、 ビオ・オーガニック・ウォーターか、ときおりMA(4)などの軽いステロイドだけで、症状をコントロールできるようになっています。