ドクターが推奨する「超・幸せの痩身法」
・夢の中にまで出てくる、甘いチョコレート・ケーキとメロンジュース!!
――― しかし、それでも、スリムでいたい。
・脂がのったトロを10貫!!
――― しかし、それでも、会社の検診をパスしたい。
・ダンベル運動なんて、大きらいだ!!
――― しかし、それでも、マッチョでいたい。
肥満への道
日本人は世界で最もスリムな国民といっても過言ではないでしょう。BMI(ボディー・マス・インデックス:体重/身長2)が30以上、つまり「肥満」とされる人は、全人口の3.5%です。192ヵ国中、上から179番目にスリムで、日本以下の国は、エリトリア、北朝鮮、ブルンジといった、「スリム」というより「飢餓に面している」人々が多くを占める貧しい国々で、彼らの寿命は日本人より15年ほど短いのです。かたや、アメリカは、そのちょうど10倍の35%です。つまり、全人口の3人に1人以上は、過剰な肉と脂肪を身にまとっています。
先進工業国G7の肥満率は、2014年の場合、アメリカの35%を筆頭に、カナダ30.1%、イギリス29.8%、フランス25.7%、イタリア23.7%、ドイツ22.7%で、日本3.5%の7倍~10倍も肥満が多いのです。日本は、世界でたった一ヵ国、豊かであるにも関わらず、国民が非常にスリムな国です。スリムな体型を維持している日本人は、それがあたりまえのように思っていますが、世界に誇ることができる、一種のたいへんな「偉業」を日々行っているのです。
しかし、この栄誉ある「スリム・ジャパン」の地位をどのくらい日本人は保てるでしょうか? 肥満の危険性はいつもつきまとっています。脂肪の多い食事はおいしいものです。「脂」という漢字よく見てください。左の「月」は肉月で、右は「旨い」という字です。肉のおいしい部分が脂肪なのです。和食といえど、トロのこってりとしたあぶらや、エビの天ぷらにはかなりの脂肪がついています。たまにはあぶらぎったフランス料理やステーキも楽しみたいものです。イタリア料理にふんだんに使われるオリーブオイルは健康的だといっても、油であることには違いありません。私も週に一度は、近くの鉄板焼き専門店で、「ホルモンうどん」なる、もつが入ったあぶらののった焼きうどんに舌鼓をうちます。油断すると、またたく間に太りそうです。そして、24時間営業のコンビニエンスストア。深夜でも、ジャンクフードが手に入ります。ビールもワインも日本酒も、その気になれば、朝から飲み放題です。(イスラムの国では飲酒は鞭打ちの刑!!)
それと、人工甘味料の使用が増えています。サッカリン、スクラロース、アスパルテームなどには、腸内細菌のバランスを崩し(dysbiosis)、肥満や糖尿病を惹起することが確認されています。肥満にかかわる腸内細菌はファーミキューテスと呼ばれる細菌門で、標準体重者の腸内細菌叢はバクテロイデス門です。つまり、肥満は摂取する脂肪の量だけでなく、腸内に数十兆も存在する細菌の種類にも影響されるのです。また、人工甘味料は後述するAGEsの発生を、普通のブドウ糖のおよそ10倍の速度でつくりだしていきます。
おそらくスマホの電磁波も腸内細菌叢を悪化させる大きな原因の一つでしょう。ちなみに、マレーシア、タイなどの開発途上国では、スマホの急激な普及率と、肥満の増加がかなり相関します。電磁波の影響で腸内細菌叢が乱れたため、脂肪の代謝がうまくいかなくなっているとも考えられます。肥満率は、マレーシアが12.9%、タイは9.2%で、おおよそ10人に1人が肥満体です。しかし、日本人も人工甘味料と電磁波からは逃れられません。
また、「エストロゲン・ドミナンス」の影響は減る気配はなく、ますます悪化していきそうです。ビスフェノールA、ダイオキシンなどに代表される環境ホルモンの問題が解決されない限り私たちの環境は“エストロゲンの大海”であり、さらに、ホルモン漬けで成長させられたアメリカ産の肉を食べ続けるかぎり“肥満生成社会”なのです。
肥満は、特に閉経後の女性にエストロゲン・ドミナンスをもたらします。卵巣がエストロゲンとプロゲステロンの生産を終えるのですが、男性ホルモンの一種のアンドロステンジオンをつくり続けます。それが脂肪細胞の中でエストロゲンに変換されるからです。
肥満とエストロゲン・ドミナンスは、ちょうど高血圧と動脈硬化の関係のように、どちらが先におこるかいえないところがあります。高血圧になると動脈硬化が進み、動脈硬化が進むと血圧が高くなるのと同じことです。どこかで悪循環を断ち切らねばなりませんが、これが、なかなか難しい。
そこで、八丈島原産のアシタバという植物から、素晴らしい痩身作用のサプリメントをつくりました。それが商品名アシタバカルコン・ジャポニカ®です。フラックスシードオイルなどと組み合わせて、一層効果が倍増しました。しかし、すでにメタボと診断された人や、意志薄弱な私を含め、常に「肥満への道」を歩みそうな人たちや、もともと糖尿病の気がある人たちには、どうしても力不足という感がぬぐえません。また、人は痛くも痒くもない肥満には、かなり無頓着なところがあります。歯を食いしばってスリムになり、幸福をゲットしようとは思わないのです。7割くらいのぬるま湯的・一病息災的な健康でも、まぁ何とか、ぼちぼち、「幸せのチョイメタボ」なのです。
それはそれで良く、あとは、個人の人生観次第であり、完璧な健康など、もとより存在しません。むしろ、幻想にすぎない完璧な健康に固執し、頑張りすぎると、かえって突然死などに襲われたりするものです。しかし、それでも限りなく細いウエストを望む女性は多く、分厚いマッチョな大胸筋をつくらんとボディービルディングに励む中年のオジサンもけっこうおられます。つまり、人類は何かにつけて欲が深いのです。この煩悩具足なる人々を救済するには、アシタバのカルコンだけでは足りそうもありません。アディポネクチンが追いつけないほど強欲なDNAには、さらに強力なサプリメントが必要なのです。
そこで、痩身効果をうたう70あまりのサプリメントの成分を調べあげ、「それでもスリムでいたい人々」に最も必要な二つを選び、アシタバ・カルコンと調合しました。
フコキサンチンとサクラの花エキスです。前者は海藻に多く含まれる物質で、コンブやワカメは昔から食べられています。日本の近海でいくらでも採れ、しかも日本の大学で最も研究されています。八重桜は、和菓子、桜ごはん、桜湯、お吸い物などに使われてきました。サクラの花は、言うでもなく、日本産です。つまり、アシタバ・カルコン、フコキサンチン、サクラの花のエキスは、偶然にも、オール・ジャパンなのです。「スリム・ジャパン」の挑戦なのです。そこで、この三つを配合したサプリメントをアシタバ・カルコン・ジャポニカと名付けました。しかも、これら二つの物質には、肌を美しくするという素晴らしい美的効果もあるのです。
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