太陽がいっぱいの赤道直下の国々には高血圧は少ないのです。したがって、日光浴は非常に大切なのです。なにも、裸になって浜辺で日光浴しろとはいいませんが、日に、30分ほどは戸外で過ごすことです(窓ガラスを通じてはだめ)。しかし、天候、緯度、季節によって紫外線の量は違ってきます。緯度の高い地域、冬、となると日光浴からでは、不足します。サプリメントから補うことがすすめられます。
ただ、ビタミンDは摂りすぎると過剰症をおこしますから、サプリメントから補う場合、50μg(2000 IU)までが無難でしょう。肝油ドロップやビタミンD3のサプリメントはインターネットで簡単に購入できます。しかし、D3のサプリメントを摂るときに注意しなければいけないことは、高血圧のBasic-3の一つであるビタミK2と一緒に摂ることです。そうでないと、余分なカルシウムが血管に沈着する可能性があるからです。
がんの予防にも非常に有効であるということで、話題になっています。しかし、がん予防だけでなく、以上のように、血圧を下げる作用もあるのです。
最近アメリカでは、一般の血液検査でもビタミンDの血中濃度を測ることが多くなってきました。採血するだけで簡単に測定できます。